パリ16区の森林公園「ブローニュの森」の中にある3ツ星レストランにいってきた。感想を残しておく。
※途中で書いた文章が消失してしまったので、中盤からだいぶ雑。雑だけど残しておきたかったので書いておく
公園といいつつほぼ森の中なので、移動にはタクシー推奨。
Uberで向かおうとしていたところ、出発の直前から強い雨が降り出し、その影響かUber価格が突如2-3倍に。15分ほどの道のりが6000円くらいになってしまいげんなり。時間もギリギリになってしまった。
到着して受付の女性に声をかけると、奥からウエイターが出てきて案内してくれた。通されたのは上品な室内。テーブルが多分7つ程度かな。そこまで広くない洋館の一間といったところ。
メニューの説明を受けてると、何やらショートコースもあるらしい。事前に量がかなり多いと聞いていたので、これ幸いとショートにしてもらう。
ペアリングはありますか？と聞くとペアリングはないが良い感じに合わせてくれるとの回答だったのでそれでお願いした。
まずはグラスのシャンパンで乾杯。いや〜〜〜〜美味しい！雰囲気の力や先入観もありつつ、人生で一番美味しいシャンパンかも。華やかで滑らかでどこか独特な厚みもある味。まあ値段も人生で一番高いのだが（グラスで1人40ユーロ、5600円相当）。
スタート前のおつまみ的なのでパイっぽいチーズのスティック。こういうちょっとしたものでさえもメチャクチャに美味しく、この後の期待が高まる。
パンも先に出てくる。バターはLe Pre Catlanの刻印付き。
絶対に美味しいことは間違いがないのだが、量がかなり多いと先に聞いていたので一旦手をつけずにステイ。
1品目。グリーンピース？とキャビアをクリームチーズみたいなのにのせたもの。土台がサクサクで良い。一品目から大満足に美味しい。
DashiとCrabがどうのといってたスープ。
撮り忘れてしまったが、ロブスターのスープをカプチーノっぽくして飲んだやつが美味しかった。3倍濃縮って感じの濃さ。
この後何品かを食べた時点で、既にかなり満腹、かつ酔いが回ってしまった。
美味しくて飲みすぎたのもあるが、グラスあたりのワインの量が普通に多い。以降、料理はとても美味しいがお腹いっぱいだし酔っ払いだしで辛いという地獄を味わうことになる。いや、美味しかったし楽しかったけど。
サービスのクオリティは流石3つ星。全てが洗練されていて良かった。日本人の若造にも優しく丁寧に、時にジョークを交えながら対応してくれた。かっこいい。
英語は一応聞き取れるのだが、細かい料理の食材の名前や調理法を流暢に解釈できるほどの語学力はなく、こういう説明を楽しむならやっぱり母国語じゃないとダメだなと思ったりした。
サーモンの瞬間燻製とワサビソース。
メインは鳩のソテー。
デザートの段階でマジでお腹いっぱい。でもデザートも美味しい。辛い。
食べ終わったと思ったら更にもう一品デザートが出てくるフレンチスタイル。
そして更にもう一品。死ぬ。
…ということで、中盤からだいぶ雑な記述になってしまったが、Le Pre Catranに行ってきたレポでした。
正直自分はまだまだこのお店の凄さを理解できるレベルにないが、これが一つの世界の最高峰であることは感じれたし、自分の中のベンチマークとして印象づいた。
何より雰囲気がとても良く、きっと10年後も思い出すような時間を過ごせた。おすすめ。